江南地地方に生息するとされる。
その姿は二丈を越す、大蜥蜴の様とも、鰐の様とも言われ、非常に堅い鱗や皮を持ち、後ろ足には半蹼(未発達なみずかき)がある。
岸を突き崩す程の力を持ち、驚くような声で鳴く。
聊斎志異には、陳明允が洞庭湖にて水上に浮いている
猪婆龍 を見かけ、これを弓で射て捕らえた。
だが、その猪婆龍 の尾をくわえ、すがりつくようにする魚があるので、憐れになり、傷薬を塗り、放してやった。
この猪婆龍 の正体は洞庭湖の水神・江陽王の娘、西湖王の妃で、尾にすがりついていたのはその娘であった。
陳明允はその後、その娘と結婚し幸せになったという話しがある。
鼉、土龍とも呼ばれる。
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